タイ旅行(6)

アユタヤの遺跡群のなかで日本で一番有名なのがこの写真、木の根に包み込まれた仏頭ではないでしょうか?この仏頭がある寺院の名前はワット・マハタートと言います。

打ち捨てられ放っておかれた仏頭を、偶然にも木の根が覆い、しかもそれを水平に保ったままで木が生長した奇跡です。横から拝見するとはっきりわかるのですが、仏様の目、鼻、口はあとから修復されております。

ここワット・マハタートもビルマ(ミャンマー)軍により破壊され、胴体だけになった仏像の列や、焼け焦げて崩れたレンガ造りの仏塔などの建物が、当時の名残を留めています。

建物や仏像の 白いところは、崩れ落ちないように補強され修復された跡です。

今回のアユタヤ観光にはオプショナル・ツアーで参加したのですが、このコースのなかにはゾウに乗るというのも含まれていました。およそ5分程度でしたが、乗り心地の良いものではないです。前の組の人がスマホとボールペンを落としてしまったのを、ゾウが器用に鼻で拾い上げていたのが印象的でした。

ゾウに乗った後は、冷え冷えのヤシの実ジュースが付いてました。これは美味しかった(^^

アユタヤからバンコクへの帰りは、およそ2時間チャオプラヤー川を下る遊覧船です。船の中でビュッフェ形式の昼食付でした。この料理、予想外に美味しくて、しかも食事のあと途中でクッキーとコーヒー(または紅茶)のサービスもあって良かったです。

すでにバンコク市内まで来たところで、 船上から見えたこの虫食いみたいなビルは、ネットで調べたところ高さ314メートルの「マハナコン」ビルというそうです。2年ほど前の開業当時はバンコクで一番高いビルだったとのこと。

終点間際、チャオプラヤー川からワット・アルン(暁の寺)が見えました。

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