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セドナメソッド「解放の手順(基本)」

常に自分の内面を見つめ、自分の心の揺れを観察すること。
外部からの何かの縁により自分の心が動いたことに気づくこと。
悲しみ、恐れ、怒り、渇望、不安など、どんな感情が湧き上がってもその感情は手放すことができる。
自分をプラスでもなく、マイナスでもなく、いつもゼロの状態に置いて置けること。
無可無不可(可も無く不可も無し)。

【解放の手順】
(1)「今、何を感じている?」と自分の心に問いかけてみます。
⇒イラっとしてる怒りだったり、なんとなく不安だったり、はっきりとは分からないかすかな感情かもしれませんが、その気持ちに注意を向けます。

(2)「その気持ちを持ち続ける?」と問います。
⇒「はい」、「いいえ」どちらでも良いので答えます。

(3)「その気持ちを手放せる?」と問います。
⇒「はい」、「いいえ」どちらでも良いので答えます。

(4)「手放す?」と問います。
⇒「はい」、「いいえ」どちらでも良いので答えます。

(5)「いつ?」
⇒「今」と答えます(または答えなくても可)。

以上(1)~(5)を数回繰り返します。
セドナメソッドの基本は、たったこれだけです。
やってみると分かりますが、気分がスッと楽になります。
特に、今、自分は怒ってるなとか、今、不安だなと感じた時に行うと良いです。

 

 


嫌な記憶や不必要な感情は手放してしまいましょう

こんな経験はないですか? 会話をしている時に、ある人物や言いたいことの名前がとっさに出てこなくて、しばらくして忘れたころにさりげなく思い出せたという経験。思い出せたのは潜在意識の働きです。潜在意識は、あなたが「思い出して」という命令を出してから、そんな命令を出したこと自体をあなたが忘れてしまっていても、ずっと記憶の検索を続けていたから。

 

つまり、潜在意識の働きのひとつには、あなたが命令したことをあなたが意識していなくても行い続けるということがあるということ。これはPCのアプリを立ち上げたまま閉じるのを忘れて他の作業をしているのと同じで、使ってるつもりがなくても知らないうちにPCの処理能力とメモリを消費しているのと似ている。

 

さて、PCではどんどんアプリを立ち上げて行ったらどうなるかは、良くご存知でしょう。PCがフリーズしちゃいますよね。フリーズしちゃってもPCの場合なら再起動するって言う方法はありますが、生身の人間では脳の再起動はできませんよね。

 

嫌な記憶、不必要な感情を持ち続けることは、この潜在意識に知らず知らず命令を行っているのと同じです。だから嫌な記憶や不必要な感情を「手放す」ことをして、立ち上げたままで閉じることを忘れている潜在意識の記憶アプリを一つずつ終了させるのです。そうすることであなたの脳の処理能力と メモリに余裕が生まれて、何事も今までよりもずっと早く、楽に処理できるようになります。

 

では、嫌な記憶や不必要な感情を手放すにはどうすればよいのか? やり方はいろいろあると思いますが、私はセドナメソッドを使っています。セドナメソッドで「手放す」やり方についてはあらためて記事を書くつもりです。